グリム兄弟やシャルル・ペローの「シンデレラ」をベースに、冷酷残忍な処刑人に変貌した史上最強の〝ダーク・シンデレラ“を描いた映画『シン・デレラ』より、原作の「シンデレラ」にもある最も恐ろしいシーンがかいきされた。
10月25日(金)より公開された本作。すでに映画を見た観客によるXでは、「そうそう、コレが本当のシンデレラ」、「キレたシンデレラの狂気っぷりが素敵。」「まさかガラスの靴にあんな凶器性があったとは…😨総評:「私の知ってるシンデレラではない!!」「ラストカットの一言は最高」「これだよこれ〜〜〜! 美人なお姉さんたちが血まみれになる、とても好みな作品🤤」、「キャリー」な所作や「バーニング」的いたぶりなど往年のホラーを彷彿とさせる場面にニヤリな怪作!」など、思い思いに楽しむ絶賛コメントが並んでいる。
映像では、舞踏会という夢の舞台で、意地悪な姉たち、クソ王子たちに辱めに遭い復讐の鬼と化したシンデレラ。一人一人に可能な限り残虐な仕打ちを仕掛けていく中での次女ハンナへの復讐のシーン。純白のドレスを血に染め、ゆっくりとした足取りでハンナへ歩み寄るシンデレラ。「キレイなドレスね、見せてよ」と言うが、ハンナは恐怖のあまり返事もできずにいる。するとシンデレラはおもむろにガラスの靴を脱ぎ「このガラスの靴にピッタリだわ、履いて」とハンナの前にそれを差し出した。ハンナは「私の足に合わない」と精一杯返答をするが、キレッキレのシンデレラは「履きなさい、早く」と一層語気を強めて返す。
■『シン・デレラ』まさかの原作通りの最恐シーン
「私の足は大きすぎる」とまたも返すハンナに、「やれやれしょうがない」という表情をすると、靴を無理矢理脱がし、ハンナの足を吟味し、「確かに大きい」と呟くと、「抑えなさい」とフェアリーゴッドマザーの手下たちにハンナを取り押さえさせる。ハンナは絶叫を抑えられないが、シンデレラは笑みを浮かべ巨大な鋏を手に取るが・・・。この先は是非劇場で楽しんでいただきたいが、驚くべきはこのガラスの靴を履くために足を切り落とすというシーンは実は原作通りなのだ。原作では、シンデレラに恋をした王子が、国中を巡り小さなガラスの靴に合う足を持つ娘を探しており、シンデレラの家を訪れた時にシンデレラより足の大きな姉が無理矢理履くために踵を切り落とすのだ。そんな本当は怖い『シン・デレラ』を是非劇場で刮目せよ!
新宿ピカデリーほか全国にて絶賛公開中!!